上空からの絶景とスリルが魅力のパラセーリングで、危険なのでは?と思われる方も多いですが、
実は、他のアクティビティよりも安全に楽しめるアクティビティです。
しかし、一切危険がないというわけではなく、正しく安全対策を講じる必要があります。
特にパラセーリングの事故では、最悪の場合死亡事故にもつながります。
この記事では、パラセーリング中の事故に対する安全対策を紹介しつつ、この夏にパラセーリングを安全に楽しむ方法や
おすすめの服装・持ち物を解説します。
目次
1.パラセーリングは安全なアクティビティか?
2.パラセーリングで事故を防ぐ安全管理と注意点
3.パラセーリング事故は起きてしまうのか?
4.パラセーリングを安全に楽しむには
5.パラセーリングを安全に楽しむための服装とは?
6.まとめ
パラセーリングは安全なアクティビティか?
沖縄のパラセーリングは、有名な海外リゾートでも人気のマリンアクティビティです。
高層ビルの高さまで上がるためスリル系のアクティビティとも言われますが、安全性が高く子どもから大人まで楽しめます。
特別な技術がなくても離陸できますし、着地点もボート上なので海に着水することはないため、泳げない人にもおすすめです。
しかし、パラセーリングはルール守らなかったり、安全対策が適切でないと危険がないとは言い切れません。
実際に、海外では死亡事故も起きていますし、沖縄でもアクシデントによって海に転落し負傷する事例が報告されています。
パラセーリングで事故を防ぐ安全管理と注意点
パラセーリングは風や海の状況に左右されるアクティビティであるため、自然条件によっては事故が起こる可能性もあります。しかし、多くの事故は、事前の安全確認や信頼できる運営会社の選定によって未然に防ぐことが可能です。
ここでは、国内外のパラセーリング事情を比較してみます。
日本国内の安全管理体制は世界でも高水準
日本国内、とくに沖縄や石垣島などの観光地では、パラセーリング中の事故を防ぐための安全管理体制が非常に整っています。運営会社は、自治体や観光協会が定めたガイドラインに沿って運営しており、天候判断から装備点検、インストラクターの対応に至るまで、細部にわたって対策が講じられています。
たとえば、安全対策の一例として、以下のような取り組みが挙げられます。
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フライト前に風速・波の高さ・気圧などを細かくチェック
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パラシュートやロープ、ハーネスの状態を毎回点検
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利用者には安全説明を実施し、装着の確認もスタッフが対応
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操縦スタッフは有資格者で、経験豊富なメンバーが担当
このような体制により、日本でのパラセーリングは事故発生率が極めて低く、初心者でも安心して体験できる環境が整っています。
海外では安全基準に差がある場合も
一方で、海外の観光地では、国や地域によって安全対策にバラつきがあるのが実情です。特に、法整備が進んでいない地域や急増する観光需要に対応しきれていない事業者では、運営の質にばらつきが見られることがあります。
実際、海外では次のような状況が事故の原因となるケースも報告されています。
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悪天候にもかかわらずフライトを強行
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安全装備の点検が不十分、または説明が簡略化されている
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利用者との言語の壁が安全確認の妨げになる
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年齢制限や搭乗人数の規定を守らない事業者が存在
そのため、海外でパラセーリングを検討する際は、次のポイントに注意しましょう。
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口コミやレビューで信頼性を確認
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旅行保険の適用対象か事前に確認
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日本語対応可能なショップを選ぶと安心
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疑問点は必ずスタッフに確認し、納得できない場合は無理に参加しない
海外旅行中にパラセーリング事故に遭遇することは稀ですが、油断せずに情報収集と準備をしっかり行うことが、安全な体験につながります。
パラセーリング事故は起きてしまうのか?
パラセーリングは、上記で説明したように、安全対策やルールを無視してしまうと最悪の場合死亡事故につながる危険性があります。
人為的なミスで起きる事故は未然に防ぐことが可能なため、当ショップ(マリンアイランド)をはじめ、運営するショップでは各自で厳しい安全対策を講じています。
パラセーリングは、風や気象条件の影響をお大きく受けるため、突如中止となる可能性があります。これは事故を未然に防ぐための、重要な安全対策です。
海岸付近では快晴で風がなくても、パラシュートで飛行する沖合では強風や高波の可能性があり、強風や高波の中で飛行すれば、海への落下など重大な事故につながりかねません。
そのためボートを操縦する船長の技術や経験は非常に重要であり、安全な飛行が確定できない気象条件では中止されるのが一般的です。
パラセーリングを安全に楽しむには
一般的なマリンアクティビティの中では事故率が低いパラセーリングですが、一歩間違えば重大な事故を引き起こす危険もあります。しかし、十分な安全対策を講じれば、10歳未満の子どもや高齢の方でも安心して楽しむことができます。
スタッフの指示に従うことが最も重要
スタッフによる指示は、安全を確保するために行います。
事前に行う講習では、基本的な仕組みだけでなくハーネスなど安全装備の使い方や、緊急時の対処法の説明があります。
講習内容をきちんと理解することで、不測の事態に遭遇しても適切な対処がとれます。
また異変を察したら速やかにスタッフへ報告することも、参加者が自発的にできる安全対策です。
パラセーリング体験中は、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
マル優マークの業者を選ぶ
安心してパラセーリングを楽しむためには、信頼できる業者選びが重要です。
各ショップではそれぞれに独自の安全基準を設けて実施していますが、法律による明確な規定はありません。
そのためホームページに記載されている内容だけで、信頼できる業者を判断することは難しいでしょう。
このような場合には、当ショップも認定されております「マル優マーク」に指定されているショップから選ぶことをおすすめしています。
マル優マークとは、安全対策優良海域レジャー提供業者のみが取得できるもので、パラセーリングではプレジャーボート提供業でマークを取得しているショップを指します。
沖縄では沖縄県公安委員会が指定しており、取得するには非常に厳しい安全基準に合格しなければいけません。
つまり、マル優マークを取得している沖縄のショップは、公安レベルの厳しい安全基準を満たした業者ともいえます。
なお当ショップのマリンアイランドは、マル優マーク取得のマル優業者なので、安全対策においても万全の対策を講じております。
体調不良は事故のもと
事前に体調を整えておくことも、重要な安全対策です。
熱がある場合はもちろんですが、寝不足気味である場合や貧血症状が出ている場合などは、安全な飛行ができない可能性があります。
そのため、前日は十分な睡眠を確保することが大切です。なお、生理中でも体験できますが、体調が悪い場合は体験を中止されるのがおすすめです。
パラセーリングを安全に楽しむための服装とは?
【パラセーリングにおすすめな服装】
- 濡れても良い服装
- 短パンまたはショートパンツ
- 水着の場合はラッシュガード等羽織物を着用
- 着脱がしやすいサンダルまたは濡れても良い靴
【パラセーリングに適さない服装】
- スカートやワンピース
- ジーンズ素材のズボン
- ヒール付きの靴またはサンダル
安全に楽しむためには、パラセーリングに適した服装を意識することも重要です。
飛行中は安全のためにハーネスを装着します。そのためスカートやワンピースではなく、ズボンやショートパンツにしましょう。
長ズボンでも問題はないのですが、飛行ポイントまで船で移動中に水しぶきを浴びて濡れてしまうことがあります。
濡れた長ズボンでは動きにくくなりますし、体温が奪われて体が冷える原因にもなります。
特にジーンズ素材のズボンは長さに関係なく動きにくいので、避けるのが安全な服装といえます。
水着は濡れても良い服装の一例として推奨されますが、着用しなくても問題ありません。
ただし水着の場合は日焼け対策や冷え対策のため、ラッシュガードのような羽織物を着用しておくのがおすすめです。
履物も、濡れても良い靴を選びましょう。サンダルなど、着脱がしやすいものが良いです。
ただしヒール付きのサンダルは着用できません。また着脱に時間がかかるサンダルも避けましょう。
酔い止め薬も忘れずに
乗り物に酔いやすい場合は、事前に酔い止め薬を服用しておくことをおすすめします。
パラセーリングでは飛行中に風を受けるため、揺れることがありますが、この時の揺れで酔ってしまうことはあまりありません。
しかしボートでポイントまで移動する間に船酔いをすることがありますし、飛ぶ順番を待つ間に気分が悪くなることもあります。
そのため少しでも乗り物に酔いやすい場合は、事前に酔い止め薬を用意しておく方が良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事では、パラセーリング中の事故に対する安全対策を紹介しつつ、この夏にパラセーリングを安全に楽しむ方法や
おすすめの服装・持ち物を解説してきました。
パラセーリングは安全性の高いマリンアクティビティですが、安全対策を講じなければ事故につながりかねません。
そのためにもパラセーリング参加中はスタッフの指示に従うことが重要であり、信頼できるショップ選びも重要になります。
なおマリンアイランドは、沖縄県公安委員会が認めたマル優マーク取得のショップです。
信頼できるショップから選ぶなら、マル優マーク取得のマリンアイランドがおすすめです。